全国回復期リハビリテーション病棟連絡協議会 
第11回研究大会開催の趣意書


 高齢化社会を迎え,リハビリテーションに対するニーズは高まるばかりです. 回復期リハビリテーション病棟は,現在の医療制度の中でリハビリテーションの基幹となるべく位置づけられた病棟で,その成否がリハビリテーション医療そのもののあり方を決めると言っても過言ではありません.実際,制度上も在院日数やリハビリテーション治療回数の上限が高く設定されています.リハビリテーションに力を注ぐ医療機関では,大きな社会のニーズに対し,既存病棟の用途変更や病棟の新設などにより回復期リハビリテーション病棟の病床数・病棟数を増やして対応しています.
 しかし,あまりにも急激に回復期リハビリテーション病棟が増加したため,しっかりとしたリハビリテーションの知識や経験を持った医師,セラピスト,看護師の確保ができない現状があります.このような現状はリハビリテーション医療の質の低下を招きかねないため,回復期リハビリテーション病棟従事者への啓発活動が急務と考えられます.また,近年では,EBMの実践が重要視されておりますが,リハビリテーション医療におけるエビデンスはまだまだ十分ではありません.
 全国回復期リハビリテーション病棟連絡協議会は,わが国の回復期リハビリテーション病棟の水準向上を目指す中心的団体です。私達は2008年2月9日・10日の両日に,その第11回研究大会を主催することなりました. これまで培ってきた藤田保健衛生大学七栗サナトリウムでのリハビリテーション医療の経験を基盤にして,回復期リハビリテーション病棟に従事する医師や経験の少ない職員にもわかりやすく,かつリハビリテーションの要点を確実に押さえ,さらにエビデンスの蓄積・普及にも寄与するために「やさしく,そして科学的に」をテーマに大会を企画いたしておりします.
 時節柄,大変恐縮ですが,この研究大会を日本のリハビリテーション医療にとって意義のある会とするために,大会の趣旨にご賛同いただき,ご支援,ご協力を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます.
 末尾になりましたが,皆様のご健勝とご発展を心より祈念申し上げます.


2007年2月21日
全国回復期リハビリテーション病棟連絡協議会 理事
藤田保健衛生大学七栗サナトリウム 病院長
藤田保健衛生大学医学部リハビリテーション医学講座 教授
園田 茂



全国回復期リハビリテーション病棟連絡協議会 
第11回研究大会

日時:2008年2月9日(土),2月10日(日)
会場:ヒルトン名古屋
    〒460-0008  愛知県名古屋市中区栄1-3-3
             TEL: 052- 212 -1111
大会概要:
 大会長:園田 茂(藤田保健衛生大学七栗サナトリウム 病院長)
 テーマ:「やさしく,そして科学的に」
 主な内容:
   大会長講演: 藤田保健衛生大学七栗サナトリウム 園田 茂
   基調講演Ⅰ: 初台リハビリテーション病院  石川 誠
   基調講演Ⅱ: 日本福祉大学 二木 立 
          その他シンポジウム,セミナーを予定
参加予定数:
  全国回復期リハビリテーション病棟連絡協議会会員施設の
  医師,看護師,セラピストなど関連職種1,500名


主催:全国回復期リハビリテーション病棟連絡協議会
幹事施設;藤田保健衛生大学七栗サナトリウム



付記

本会の趣旨にご賛同頂けます場合は,協賛金を下記までお振り込み頂けますと幸いです.

振込先:
  三菱東京UFJ銀行 津支店 普通 
  口座番号:  4542229
  口座名義:  全国回復期リハビリテーション病棟連絡協議会
           第11回研究大会事務局 永井将太  

  お振り込み頂きました場合には領収書をお送りいたします.別紙用紙(付記2)をご返送ください.


問い合わせ先:
〒514-1295 三重県津市大鳥町424-1
 藤田保健衛生大学七栗サナトリウムリハビリテーション部内
  全国回復期リハビリテーション病棟連絡協議会第11回研究大会事務局 寺西利生 

電話:059-252-1555  FAX:059-252-1383
E-mail:teranisi@fujita-hu.ac.jp


付記2

領収書をお送りいたしますので,送信先と担当者様のお名前をご記入の上,ご返送ください.


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領収書:    要      不要

領収書宛名:

送付先住所:

担当者お名前: