2015 - 藤田保健衛生大学医学部 第4・5学年
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神経内科285神経内科臨床実習の実際・月曜9時からのオリエンテーションで、受け持ち患者を割り振ります。(月曜日が休日の場合は火曜9時からオリエンテーションがあり、外来実習終了後割り振ります。)・受け持ち患者の検査予定を確認し、クルズスや教授回診などが重ならない場合は、原則的に見学して下さい。・クルズスは主な神経疾患について、臨床の現場に即した知識を整理するために、PCで画像やモデル症例などの資料を提示しながら行います。1テーマ1~1.5時間程度です。・外来実習では診察を見学するとともに、初診患者を1名選び、担当医の診察に先立ち1時間程度で予診(問診、一般身体診察、神経学的診察)を行い、所見をまとめて提示していただきます。・教授回診は必ず見やすい最前列で見学して下さい。・教授回診と症例検討会(カンファランス)で、受け持ち患者について概略を提示していただきます。それまでに診察を済ませて、神経学的所見、検査所見や鑑別診断、治療方針などについて、担当医の指導を受けつつまとめて下さい。・金曜日午後の口頭試問は、主に受け持ち患者の所見や疾患に関する知識レベルを評価します。別紙資料(SUMMARY OF NEUROLOGICAL EXAMINATIONS、HDS-R、NIH Stroke Scale)を活用して、症例サマリーを完成し準備して下さい。・神経内科外来・病棟には、病名・病状の説明を慎重に行うべき神経難病の患者が多くいらっしゃいます。受け持ち患者に対してのみならず、教授回診中や外来見学中に、不用意に病名・病状を口にしないよう、特に注意して下さい。また、一般的に直接的な“癌”などという表現は用いないようにして下さい。

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