2015 - 藤田保健衛生大学医学部 第4・5学年
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消化器内科133臨床実習の実際[基本的事項]○オリエンテーションは実習初日の朝8:30から、スタッフ館8Fで行い、配属先を決める。(肝胆膵内科と消化管内科に1週間ずつ配属される)○病棟医長に受け持ち患者を決めてもらう。受け持ち患者について第2週の金曜日の症例報告会で発表する。○第1日目に患者の主治医とともに受け持ち患者を訪れ、自己紹介をする。(まだ入院していない場合には入院時に行う)受け持ち患者の主治医が指導医となる。○主治医の一員として原則として毎日受け持ち患者を訪問し、患者の病態の変化、治療経過、検査結果、今後の予定などを把握すること。○受け持ち患者の診療・検査には積極的に参加すること。○到達目標、医行為表に記載されている医行為を、レベルに則して、指導医の下で実際におこなうこと。[カンファランス]胆膵外科合同カンファランス(毎週木曜日 17:00~:総合外科・膵臓外科医局)(外科・内科合同)肝胆膵検討会(毎週火曜日 18:30~:スタッフ館8F)肝脾外科合同カンファランス(金曜日隔週 16:30~:スタッフ館8F)(外科・内科合同)なお、日時・場所は変更の可能性あり、各自確認のこと。[医行為]○各種検査を含めた医行為は、体験・見学時にシラバスの医行為表の該当箇所に日時を記入する。○2週間の実習期間中に医行為表に記された項目のすべてを複数回体験することが望ましい。そのためには、各教室、病棟における医行為の予定を自分から聞いて、少しでも多くの機会を作るよう心がけること。○医行為のうち、ERCP、PTCD、腹部超音波検査、CT、MRI、血管造影については、下記の要項に従ってレポート(用紙はシラバス内に綴じ込み)を作成し提出する。(用紙不足の場合はコピーして作成すること)ERCP・PTCDレポート(2枚以上)○すべて実際に体験・見学した症例に限る。○受け持ち患者の検査を優先して作成すること。○レポートは体験・見学後になるべく早く作成し、必ず指導医の検閲・評価をうけること。腹部超音波検査(EUSも含む)・CT検査・MRI・血管撮影検査レポート(2枚以上)○すべて学生自身が実際に体験・見学した症例に限る。○レポートは体験後すみやか(できるだけ検査当日)に作成し、必ず指導医の検閲・評価をうけること。[症例報告会・レポート]○第2週の金曜日午後1時から、スタッフ館8Fで症例報告会を行う。受け持ち患者についての症例報告をする。○発表症例は主訴、現病歴、既往歴、家族歴、身体的所見、検査所見からプロブレムリストを作成し、鑑別診断、治療プラン、入院後の経過、治療法などをレポートにまとめ、発表時に提出すること。なお画像診断などは、必ずすべての原資料を自身で検討し、スケッチなどを添えて所見を記載すること。○全員にレポートのコピーを配布し、それを見てもらいながら発表を行う。お互いの発表に対して質問し、答えることにより疾患の理解を深める。○約10分の症例報告の後、約10分の質疑応答を行う(1人約20分)。質疑応答では医行為に関する試問も併せて行う。○発表症例のレポート、各種検査レポート、医行為表を提出すること。

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