2015 - 藤田保健衛生大学医学部 第4学年
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総合医学2- 153 -[教育目標] 血液内科の対象となる種々の造血器腫瘍、貧血疾患、出血性疾患等の血液疾患に関して、ケーススタディを中心に勉強をする。実際の患者さんを診断するときに役立つ知識を身につけ、血液疾患の病態の理解に基づいた診断法と治療法の基本を修得する。[学習目標] 各種血液疾患の診断につながる臨床所見、検査所見(形態学的所見ならびに細胞遺伝学的情報)を学ぶ。鑑別診断をあげて,診断に至る過程を修得する。また、造血器悪性腫瘍(白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫)の治療の考え方は、抗がん剤療法を理解する意味で基本となるものである。近年では分子標的療法も導入され、すばらしい効果が期待出来る領域となっている。また,輸血療法に関しても理解を深める。 今後のポリクリ実習中に、ベッドサイドで困らないように血液疾患の診断と症状を理解して、それを説明できるコミュニケーションスキルを学習する。[準備学習(予習・復習等)] M3の授業内容を復習して、血液内科のテーマについて、各自充分学習しておくこと。[担当教員] <血液内科学>恵美 宣彦 教授岡本 昌隆 教授赤塚 美樹 教授水田 秀一 准教授山本 幸也 講師蟹江 匡治 講師柳田 正光 講師森島 聡子 講師德田 倍将 助教稲熊 容子 助教岡本 晃直 助教[推薦参考書] 内科学 西村書店総合医学2【血液系】
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