2015 - 藤田保健衛生大学医学部 第3学年
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臨床検査- 80 -臨床検査〈E―2―⑵〉[教育目標] 医学的診断は、医療面接、身体診察、検査によって行われる。このうち、臨床検査成績は最も客観性が高い。各臨床検査について、生理的意義とその適応ならびに結果の解釈の仕方を理解する。[学習目標(到達目標)]⑴臨床検査の基準値・カットオフ値の意味を説明できる。⑵検査の特性を説明できる。⑶末梢血液検査の目的と適応を説明し、結果を解釈できる。⑷尿検査の目的、適応と異常所見を説明し、結果を解釈できる。⑸糞便検査の目的、適応と異常所見を説明し、結果を解釈できる。⑹血液生化学検査項目を列挙し、目的、適応と異常所見を説明し、結果を解釈できる。⑺血清・免疫学的検査項目の目的、適応と異常所見を説明し、結果を解釈できる。⑻心電図検査の目的、適応と異常所見を説明し、結果を解釈できる。⑼動脈血ガス分析の目的、適応と異常所見を説明し、結果を解釈できる。⑽呼吸機能検査の目的、適応と異常所見を説明し、結果を解釈できる。⑾検査の誤差や生理的変動を説明できる。⑿正しい検体採取の方法を説明でき、不適切な採取を行ったときの検査値の異常を判断できる。⒀小児・高齢者の検査値の特徴を説明できる。⒁一般細菌の塗沫・培養の目的、適応と異常所見を説明し、結果を解釈できる。⒂細胞診の臨床的意義を説明できる。⒃生検の臨床的意義を説明できる。⒄病理学的検査の手技・手順を説明できる。⒅病理診断における固定の意義を説明できる。[ 評 価 ] 第3学年前期末の定期試験(80%)、及びIT試験(20%)の成績に、出席状況を加えて評価する。[準備学習(予習・復習等)] 学習テーマについて、各自充分学習しておくこと。[コーディネーター] 石井 潤一 教授(臨床検査科)
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