2015 - 藤田保健衛生大学医学部 第3学年
45/218
予防医学- 39 -予防医学〈B―⑴,⑶,⑷〉[教育目標] 予防医学は疾病の予防と健康の保持増進、健康障害の早期発見と早期治療、障害による生活の質の低下防止と回復を図ることを目的とする。 医学・医療と社会との関わりの中で、予防医学は主要な学問の一つである。健康に直接携わる医師として、その基本を理解するとともに、実践するための科学と技術を習得する。[学習目標] 講義と実習を通して、以下の事項を学習目標とする。⑴予防医学の概要、疫学・保健統計の意義と現状を理解する。⑵感染症の発生状況と予防、生活習慣病の現状とリスクファクターを理解する。⑶国民栄養と食品保健、環境保健を理解する。⑷血糖の関連要因に関する疫学研究についての技術を学ぶ。⑸環境保健における飲料水・空気試験法についての技術を学ぶ。⑹これらの科学と技術を基礎として、健康問題への予防医学の実践的方策を学ぶ。[ 評 価 ] 定期試験とIT試験を実施する。実習ではレポート提出を求める。 最終評価は、定期試験(または再試験)とIT試験の成績、実習レポート、出席状況および受講態度等を総合的に判断して決定する。[準備学習(予習・復習等)] 学習テーマについて、各自充分学習しておくこと。[コーディネーター] 橋本 修二 教授(衛生学)[担当教員] [教科書] 「予防医学実習提要」衛生学講座 編<衛生学>橋本 修二 教授谷脇 弘茂 講師川戸美由紀 講師山田 宏哉 助教栗田 秀樹 客員准教授<共同利用研究施設>山本 直樹 兼任教授
元のページ