2015 - 藤田保健衛生大学医学部 第3学年
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病 理 学- 33 -<横断的応用講義> 病理診断、病理解剖、細胞診断の重要性のほか、組織化学技術の基礎、国際貢献の経験、癌にまつわる話題、感染症の実例をまじえつつ、病理学的なものの見方、病態生理を提示・共有する。病理Ⅰは可能な限り横断的な見方で疾病の病態整理を考える方向性を打ち出す。 以下のテーマについて時間の許容する範囲で講義を企画する。それぞれの到達目標は後述する。1.糖尿病・肥満・高血圧の病理(堤)2.膠原病・自己免疫疾患と病理解剖(堤)3.胃癌と大腸癌:炎症を場とする発癌(稲田)4.子宮頚癌と上咽頭癌:ウイルス発癌(稲田)5.乳癌・悪性リンパ腫と個別化治療(堤)6.内分泌疾患・機能性腫瘍と免疫染色(堤)7.膀胱癌と悪性中皮腫:化学発癌(稲田)8.腫瘍免疫とがんワクチン(稲田)9.頭蓋内病変の病理と病態(堤)10.劇症型感染症(堤)11.感染防御対策と感染性廃棄物の適正処理(堤)12.途上国における病理診断:骨肉腫(稲田)13.糸球体腎炎と腎不全の病理と病態(堤)14.先天性疾患(堤)15.外因性疾患の病理と病態(堤)
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