2015 - 藤田保健衛生大学医学部 第3学年
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循環器系- 119 -循環器系〈C–⑸〉[教育目標] 救急医学から生活習慣病の分野まで、循環器病学の果たす役割は重要である。近年、診断・検査・治療法の発展は目覚ましく、これら最新の情報も含めた循環器疾患について学習する。1)講義に一貫性と客観性をもたせ、落ちがないためにも、教科書の内容および医学教育モデル・コア・カリキュラムに沿って講義をすすめる。この方が予習・復習もしやすい。2)講義内容については、各疾患の症候の羅列ではなく、病因から機序まで疾患の本態を理解できるように、病態生理にも力を入れる。3)循環器領域では、画像診断を始めとする様々な検査法が発達し、疾患名だけではなく、詳細な病態まで正確に診断できるようになってきた。そこで、各論の中でも各種検査法の理解を深める。4)循環器領域では、心臓カテーテル法と、それを応用した非薬物療法の発展が目覚ましいばかりでなく、新しい有効な薬物も次々に出現している。また外科治療法も大きな変化を示しており、治療学の重みが著しく増しているので、その点も配慮する。[学習目標(到達目標)]⑴各種循環器疾患の病態を説明できる。⑵胸部エックス線写真、心電図、心エコー、冠動脈造影、循環器領域における核医学・CT・MRIなどの画像診断の基本と判読に必要な知識を修得する。⑶薬物および非薬物治療の基本的知識を得る。⑷手術適応および手術法について説明できる。[ 評 価 ] 定期試験(80%)およびIT試験(20%)で到達目標に達しているかどうか判定する。[準備学習(予習・復習等)] 学習テーマについて、各自充分学習しておくこと。[コーディネーター]  正コ―ディネーター 尾崎 行男 教授(循環器内科学Ⅰ)副コーディネーター 高木 靖  教授(心臓血管外科・呼吸器外科学)副コーディネーター 渡邉 英一 教授(循環器内科学Ⅰ)副コーディネーター 井澤 英夫 教授(循環器内科学Ⅱ)

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