2015 - 藤田保健衛生大学医学部 第2学年
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- 3 -プロセス基盤型教育からアウトカム(学習成果)基盤型教育へ 本学医学部は医学教育モデル・コア・カリキュラム(最新版:平成22年度改訂版)に則りプロセス基盤型教育が行われてきたが、平成27年度 第1~3学年よりアウトカム(学習成果)基盤型教育を採り入れた新カリキュラムへ移行する。① 卒業時に学生が身につける能力 医学部の使命に基づいて、卒業時に全ての医学生が身につける能力として「卒業コンピテンス(Ⅰ~Ⅶの7領域)」及び「卒業コンピテンシー(合計:40領域)」を定める。卒業コンピテンス・卒業コンピテンシーⅠ.医師としてのプロフェッショナリズム 藤田保健衛生大学医学部学生は、卒業時に自己に驕ることなく協調性、責任感、倫理観を有して行動できる。生涯にわたり、自己研鑽に励む自覚を有する。1.医療人として常識ある行動がとれる。2.医療にかかわる法律を理解し遵守できる。3.医学倫理について理解し、それに基づいて行動ができる。4.他者の尊厳を尊重し、利他的、共感的に対応できる。5.自己評価を怠らず、常に向上心を持ち、自己研鑽に励む。6.他者に対して適切な助言、指導ができる。7.他者からの助言、指導を受け入れられる。Ⅱ.コミュニケーション能力 藤田保健衛生大学医学部学生は卒業時に、豊かな人格を形成し、お互いの立場を尊重して、相手から信頼される関係を築き、適切なコミュニケーションを実践することができる。1.患者ならびに家族との双方向的な人間関係が構築できる。2.医療スタッフとの円滑な意思疎通ができる。3.異文化を背景とする患者・医療スタッフとの適切な意思疎通ができる。Ⅲ.専門職連携 藤田保健衛生大学医学部学生は、卒業時に、専門職連携を実践できる。1.他職種の役割を理解し、尊重することができる。2.医師の役割を理解できる。3.患者の健康問題を多職種で解決に向けて取り組むことができる。Ⅳ.医学および関連領域の知識 藤田保健衛生大学医学部学生は、卒業時に医療の基盤となっている基礎、臨床、社会医学等の知識を有し応用できる。1.正常な構造と機能2.発達、成長、加齢、死

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