2015 - 藤田保健衛生大学医学部 第1学年
34/236
文 学- 28 -文 学 Ⅱ(もの こと 意味)[教育目標] 感覚とことばの体感。感覚と表現。言語芸術としての無限の可能性とその困難に邂逅する。人を人たらしめている絶対の工みの営為を感得する。ことばの可能性とその困難さを知る。[学習目標] さまざまに想像し、言葉のかたちにする。想像の形象化されたものを固定する。言葉による概念の所有。それは人が人たる淵源である。 人が人であるのは、死ということばを、人は持つからだ。人であることを考える。[ 評 価 ] 提出された文章の評価と定期試験の点数及び授業参加指数により評価する。定期試験の点数を評価の五割、参加状況指数を五割として評価点を出す。授業参加積極状況指数は、提出の文章に表れたものを指す。[準備学習(予習・復習等)] 「ことば」というものについて意識し続ける。 伝達としてのメッセージ、さらにメタメッセージ、詩のことば、「ことば」の感覚を研ぐことが予習である。 講義中に集中して「まなぶ」ことである。ここが無効であれば予習も復習も何も無い。 復習は、知の捉えを自覚することである。知らなかった自分の無知を恥ずることなく、知ったことの喜びに浸れることが復習である。[担当教員] 西田 勝 客員教授[教科書] 人間、やっぱり情でんなぁ 竹本住大夫 文芸春秋
元のページ