2015 - 藤田保健衛生大学医学部 第1学年
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健康科学- 137 -健康科学[教育目標] 医学教育モデル・コア・カリキュラム(平成22年度改訂版)における「医師として求められる基本的な資質」として医師としての職責、患者中心の視点、コミュニケーション能力、チーム医療、総合的診療能力、地域医療、医学研究への志向、および自己研鑽があげられる。医師である前に、まず社会人としての自己を確立する必要があるだろう。健康科学では積極的な健康づくりの基礎となる理論や方法、運動と脳やこころの健康を学び、同時に人と人との暖かなコミュニケーションやホスピタリティー・マインド(思いやりの心)を醸成することを目標とする。また、健康科学の授業を通して身体運動と健康の重要性を学生に十分に理解し実践することは、大学生活を健康で有意義に過ごすための一助となるだけでなく、卒業後の医師としての人生を豊かにし、健康で活力ある家庭や社会を築く上でも欠かすことのできない重要事項であると考える。 体育・スポーツを通して「人々が日常生活で生じるさまざまな問題や要求に対して、建設的にかつ効果的に対処するために必要な能力。」として定義されるライフスキルの獲得を目指す。 チーム基盤型学習(TBL)形式での授業を導入するため、予習による十分な準備とグループ学習への積極的参加が求められる。[学習目標(到達目標)]○言語的コミュニケーションと非言語的コミュニケーションを説明できる。○文化・習慣によってコミュニケーションのあり方が異なることを例示できる。○話し手と聞き手の役割を説明でき、適切なコミュニケーションスキルが使える。○コミュニケーションを通じて良好な人間関係を築くことができる。○必要な課題を自ら発見できる○課題を解決する具体的な方法を発見し、課題を解決できる○課題の解決に当たって、他の学習者や教員と協力してよりよい解決法を見出すことができる○適切な自己評価ができ、改善のための具体的方策を立てることができる●積極的な健康づくりに生かせる生活習慣と至適運動強度を知ることができる。●チームの構成や各構成員の役割、連携と責任体制を認識し、チームとして参加できる。●自分の能力の限界を認識し、他のメンバーに必要に応じて援助を求めることができる。●チームで協力して課題を探求・解決することができる。●ライフスキルを獲得することができる。●語先後礼を説明、実行できる。●社会人として礼節をわきまえた言動や態度をとることができる。
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