2015 - 藤田保健衛生大学医学部 第1学年
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総合講座(病と死の人間学)- 112 -総合講座(病と死の人間学)[教育目標] 現代日本における、さまざまな医学・医療のあり方について考える。とくに「生」「老」「病」「死」の問題を把握し、それらの視点から人間の生命のあり方を学び、より充実した生とは何かを考える。[学習目標(到達目標)]1.現代の「生」「老」「病」「死」の本質について考えることができる。2.不可避の「死」を自覚し、「生」を充実させること、そして他者の生命の尊さに気付き、死の危機にある人や、悲嘆のプロセスにある人を援助する力を身につけることができる。 [作業形態] 「講義」を中心とする。各分野で著名な特別講師をお願いしてある。視聴覚教材の活用も必要に応じて行う。担当教員は、倫理学を専門としている。 講義を聴くだけでなく、講義内容についての「討論・発表会」を2回設定した。小グループに分けて討論し・発表するので、そのつもりで毎回の講義を聴き、自分の意見を作っておくこと。そのうえで、異なった他人の意見に耳を傾け、より深い理解と意見の形成を目指す。 「レポート」はMSWordにより毎回作成し、第1期は、メールにファイルを添付する方法と、USB等による提出の、いずれでも認める。しかし、第2期と第3期は、メールにファイルを添付する方法だけしか認めない。それまでに、メールに添付する方法を取得しておくように。発信元のメールアドレスは、大学ドメインの学生各自のアドレス<学籍番号@fujita-hu.ac.jp>を用いること。送り先は、佐藤のアドレス<t-sato@fujita-hu.ac.jp>である。 第1期と第2期は、医療科学部臨床検査学科2年生との合同授業である。藤田学園のアセンブリ教育、チーム医療の育成を目的としている。合同講義の場所は、主に医学部1号館フジタホール500であり、討論の場所は生涯教育研修センター1号館の8、9階(中教室)等である。 第3期は、医学部学生だけで生涯教育研修センター1号館において講義を聞く。詳細については、最初の授業で佐藤が指示する。[ 評 価 ] レポート(MSWordによる)と、授業への出席状況・態度などを総合的に評価して評価し、成績に応じて再試験を行う。[準備学習(予習・復習等)] シラバスを見てテーマについて予習する。討論会に備えて復習する。
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