2015-16 藤田保健衛生大学医学部 第4・5学年
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小児科・NICU199連絡先小児科医局(内線9251)コアカリキュラムの疾患疾 患 名チェック欄けいれん(脳炎、髄膜炎、てんかん、熱性けいれん)ウイルス性発疹症(麻疹、風疹、突発疹)脱水肺炎(細菌性・ウイルス性・マイコプラズマ)運動・発達の遅れ早産低出生体重児新生児黄疸小児科臨床実習の実際a.臨床実習における注意事項⑴ 小児の内科的疾患について、入院患者を受け持つことにより、講義から得た知識を実際に確かめ、診断に必要な検査法、疾患に対する治療法などについて知識を深めること。⑵ 実際の検査や治療に参加することにより小児の特殊性(主に成人との違い)を理解する。⑶ 実習場所は小児病棟、外来診察室で行う。⑷ 講義とは異なり、臨床的な事項を自ら学習・習得することが重要であり、学習上の疑問点は積極的に担当教員に質問し、理解するよう心がける。⑸ 受け持った症例について学習・習得したことを発表する。⑹ 実習の最後に小児病学に関する広い知識をチェックするための口頭試問を行う。b.小児病学ポリクリ実施方法⑴ 2グループのうち1グループをA班、1グループをB班とし、週間スケジュールに従って実習をする。1週目と2週目でA班、B班を交代する。⑵ 小児科診療グループの指導医/研修医と学生がペアを作り、各診療グループの担当患者の中から最低2例(急性疾患1例、慢性疾患1例)の患者を担当する。診療グループに適切な症例がない場合は臨機応変に対応する(例 他診療グループの患者を担当する、急性疾患2例を担当するなど)。少なくとも2例の入院患者について問診し、カルテに内容を記載する。⑶ A班は午前中、指導医/研修医と共に回診を行う。また指導医/研修医の指示のもとに、日常的な処置(採血、静脈路確保、新生児診察(3-11病棟)など)や特殊な処置(腰椎穿刺、骨髄検査、食物負荷試験、腎生検、帝王切開の立会など)の介助を行う。⑷ B班は8:30に小児科外来へ集合し、前日の外来担当教員から与えられたテーマに関して口頭試問を受ける。その後、各外来担当医の外来を見学する。この時、保護者から了承が得られた場合は、学生が初診患児の予診・診察を行い、外来担当医に上申する。
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