リハビリテーション医学II(第3病院)Rehabilitation Medicine

研究室スタッフ

教授
  • 園田 茂
講師
  • 水野 志保
  • 角田 哲也
助教
  • 渡邊 克章
助手
  • 尾﨑 仁
  • 喜多 堅太郎
  • 横手 大輝

リハビリテーション医学 II 講座の特徴

リハビリテーション医学 II 講座の本拠地、七栗記念病院は回復期リハ病棟のフラグシップ病院として、FIT programを始めとする先進的な臨床を行っています。回復期リハの臨床経験が沢山積めること、これが当講座の一番の特徴です。回復期リハ病棟150床が平均2ヶ月強の在院日数で回転していますのでこれだけで年間約900例弱のリハが行われていることになります。リハ科専門医が医局員の半数弱在籍し、若手の指導にあたっています。

脳卒中、脳外傷を中心に、脊髄損傷、関節疾患、末梢神経障害、切断など多くのリハを実践できます。

また臨床に即した研究をおこなうことが出来ます。帰結研究、麻痺回復、歩行、高次脳機能、ロボット訓練、シーティングなどです。

リハ医学 I (豊明)と密な連携をとっていますので、若手の先生が多様な環境での研修をおこなうことが出来ます。

主任教授挨拶・経歴

2007年9月より独立しました講座の責任者、園田 茂と申します。藤田医科大学七栗記念病院の病院長を兼務しています。

回復期リハ病棟150床を受け持つため、120-140名の入院患者さんを直接診て、常によりよい帰結を目指していることが当講座の特徴です。

上記環境のもとで、実践力と考え方(理論)とが共に習得できます。どちらかに偏ってしまう研修機関が多い中、当講座ではバランスの取れたリハ医に育ってもらいたいと思っています。臨床と研究の比重も本人に合わせて組めるように努力します。

三重県のなかで、七栗記念病院にリハビリ専門医が集中している責任を感じています。地域連携パスなどにも積極的に参加し、県にも働きかけ、三重県全体のリハビリを発展させたいと考えています。

一緒に進む仲間を募集中です。

履歴
1985年 慶應義塾大学医学部卒業

1995年 東京都リハビリテーション病院医長

1997年 慶應義塾大学月が瀬リハビリセンター専任講師

2000年 藤田保健衛生大学医学部リハビリ医学講座助教授

2002年 同教授

2003年 藤田保健衛生大学七栗記念病院病院長(現・藤田医科大学)

学会
日本リハビリテーション医学会代議員、回復期リハビリテーション病棟協会副会長

見学・参加

リハビリテーションを学びたい皆さん - 学生さん・研修医・経験深いドクター - どなたでも七栗記念病院での見学や研修希望を歓迎します。気楽に、doctor.sonoda@nifty.ne.jp までご連絡ください。感染症流行の状況によってはzoom等も活用可能です。

研修医の場合、藤田医科大学病院、ばんたね病院で研修している皆さんのみならず、三重のMMCで研修をしている皆さんも、選択科として七栗記念病院のリハビリテーション科を選ぶことが出来ます。三重県修学資金貸与者も、そのルール内で七栗記念病院を軸としてリハビリテーション専攻医になることが可能です。

高齢化社会を迎え、必須の知識であるリハビリテーションを身につけましょう。