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第70回保健学セミナーのお知らせ

大学院保健学研究科 第70回保健学セミナーのお知らせ

 藤田保健衛生大学大学院 保健学研究科 保健学専攻では、6領域の大学院生が共に集まり、領域横断的に視野を広げ最新のトピックスを学ぶため、各分野の第一線で活躍されている学内外の先生や著名な研究者を講師に招聘した「保健学セミナー」を開催しています。
今回の第70回保健学セミナーは、医用放射線科学領域の企画担当で開催いたします。
演題被ばく医療:万が一の放射線事故に備えて
演者国立研究開発法人 量子科学技術研究機構 放射線医学総合研究所
被ばく医療センター センター長
立崎 英夫 先生
日時平成30年9月7日(金)18:00~19:30
場所生涯教育研修センター2号館 1階 101講義室

ご講演要旨

放射線被ばく事故や原子力災害は、頻度は低いですが特殊な面があり、対応には放射線に対する正しい理解などが必要になります。この講演では、被ばく医療の概略について紹介します。被ばく医療の診療初期の流れは、まず全身状態の安定化、そして線量測定などから線量評価と病態の診断をし、治療へとつながります。この間、汚染があれば常に医療者側の安全管理が必要となります。被ばく医療において、特に普通の医療と異なる対応として、診断の一環として線量評価があり、患者さん自身や被ばく時環境の計測データなどを使い、被ばくした線量や分布を明らかにしていきます。また、もう1つの特徴的な対応として、内部被ばくに対する診断と治療があります。これらの特殊な面も当日ご紹介します。被ばく医療は特殊な領域で、どの病院でも専門家がいるわけではありません。このため、国内の医療機関の体制を、原子力規制委員会が中心になって定めています。これについてご紹介するとともに、東電福島第一原発事故に対応してきた経験や、事故で明らかになった問題点についてもお話しします。


 今回ご講演いただく立崎英夫先生は、1983年に筑波大学医学専門学群をご卒業後、同大学博士課程医学研究科を修了、マサチューセッツ総合病院、筑波大学臨床医学系講師、国際原子力機関(IAEA)で放射線腫瘍学を専門として勤務された後、2002年に独立行政法人放射線医学総合研究所に着任、国際協力、研究企画、被ばく医療業務全般に従事された後、2016年に同研究所の被ばく医療センター長に就任されました。また、ICRU Main Commissionの委員なども経験され、国際機関や学会活動などにおいても広くご活躍なさっています。
ご講演では、「被ばく医療」とは何かといった基礎的なことから、東京電力福島第一原子力発電所事故において問われることとなった「被ばく医療」の在り方等について、お話しいただく予定です。
 
大学院生はもとより、学部学生や教職員の皆様で関心のある方のご来聴をお待ちしております。

     大学院保健学研究科長 金田嘉清

問合わせ:寺本篤司(0562-93-9415 teramoto@fujita-hu.ac.jp