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第63回保健学セミナーのお知らせ

大学院保健学研究科 第63回保健学セミナーのお知らせ

 藤田保健衛生大学大学院 保健学研究科 保健学専攻では、6領域の大学院生が共に集まり、領域横断的に視野を広げ最新のトピックスを学ぶため、各分野の第一線で活躍されている学内外の先生や著名な研究者を講師に招聘した「保健学セミナー」を開催しています。
 今回の第63回保健学セミナーは、臨床検査学領域の企画担当で開催いたします。
演題科学的な臨床検査を実践するために
演者浜松医科大学 医学部 臨床検査医学 教授
前川 真人 先生
日時平成29年5月18日(木)18:00~19:30
場所生涯教育研修センター2号館 1階 101講義室

ご講演要旨

 臨床検査はEBMにおける客観的な指標として、その重要性がますます高まってきている。International Federation of Clinical Chemistry and Laboratory Medicine (IFCC) のホームページにも診療カルテにおける客観的な指標の94%を占め、臨床判断を行う上で60-70%の影響力を持ち、診療ガイドラインの37%に関与していると記載されている。しかしながら、デジタルで表されるものが多いため、その値に誤りがあると患者診療を違った方向に導きかねない。そこで、臨床検査に携わる者としては、測定段階の他に、測定前と測定後にも測定値の誤差要因があることを理解すること、検査法の基礎・意義・留意点・ピットフォールなどを熟知して適切な内部精度管理を行った上で分析を行うこと、さらには国際的に進められている臨床検査のハーモナイゼーションを理解し、それに呼応してデータの収束を進めていくことが大切である。
 本講演では、科学的な臨床検査データを得るために必要な、臨床検査の標準化とハーモナイゼーションを中心に話したい。

 今回ご講演いただく前川真人先生は、1982年に浜松医科大学医学部をご卒業されました。1986年に浜松医科大学医学部附属病院検査部にご入局、その後アメリカ合衆国国立衛生研究所客員研究員として経験を積まれました。1994年から2000年にかけては国立がんセンター中央病院臨床検査部にご在籍され、1999年からは臨床検査部の医長をお務めになりました。2000年4月に浜松医科大学医学部臨床検査医学講座の助教授にご着任、さらに2001年からは教授として講座を主宰なさっています。また、日本臨床化学会の代表理事を始め、日本臨床検査医学会や日本電気泳動学会の理事など、多くの学会の役員としても広くご活躍なさっています。
 前川先生は臨床検査医学・臨床化学・遺伝子検査学のスペシャリストとして、「血清酵素異常」、「がんの分子診断学」、「先進医療に基づくバイオマーカーの探索」、「臨床検査の標準化」などをテーマに最先端の研究活動を展開されており、特に有益な医療用人工知能(AI)開発に向けた電子カルテデータの活用、および患者検査値データの標準化については、極めてご高名な先生です。 
 今回はEBMにおける客観的な指標として、その重要性がますます高まっている臨床検査のあり方について、お話し頂く予定です。

 大学院生はもとより、学部学生や教職員の皆様で関心のある方のご来聴をお待ちしております。

問合わせ:齋藤邦明(0562-93-2611 saitok@fujita-hu.ac.jp