医用生体工学領域

医用生体工学分野

担当教員 テーマ
井平 勝 主に等温遺伝子増幅法を利用した迅速診断法を中心に研究を行っている。遺伝子チップを利用したmultiplex LAMP法やmicroRNAを新規バイオマーカとして利用するための新規遺伝子増幅法が主な研究テーマである。
  1. 心筋梗塞、心不全に関連する新規バイオマーカの探索と迅速診断法確立
  2. 遺伝子チップを利用したmultiplex LAMP法
  3. ヘルペスウイルスまたはロタウイルスの自然歴に関する研究
伊藤 弘康 癌・慢性感染症に対して免疫学的アプローチによる新規検査法・治療法の開発を行う。
  1. 癌・慢性感染症における免疫チェックポイント機構の解明と新規検査・治療法の開発
  2. 慢性B型肝炎ウイルス感染症に対する治療的ワクチン療法の開発
三浦 康生 生体において幹細胞間クロストークは組織・臓器のホメオスターシスに関わる分子メカニズムであり、そのメディエーターとして蛋白、核酸、脂質等を含有する分泌ナノ粒子に着目した研究を行う。
  1. 組織幹細胞の培養と機能解析
  2. 生体ナノ粒子の分離
藤垣 英嗣 生体情報を生化学的に解析し、疾患の病態解明や診断機器、治療法の開発を目的とする研究指導を行う。
  1. HPLCや質量分析計を用いたメタボローム解析によるバイオマーカー探索と診断薬開発
  2. アミノ酸代謝を標的とした精神疾患診断薬・治療薬開発
梅沢 栄三 生体内の水分子は拡散運動でランダムに動き回っている。拡散 MRIは拡散の統計的性質を利用して組織の微細構造・機能に関する情報を得る。物理学、数学、数理データ科学を使って拡散MRIの研究を行う。
  1. 拡散MRIに関する研究
  2. MRIの数理的基礎に関する研究、及びそれに基づく新しいMRIの画像法・解析法の研究