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TOP  > 医療経営情報学科  > 活躍する先輩紹介  > 齊藤 夕佳乃さん(2012年卒業)

齊藤 夕佳乃さん(2012年卒業)


現在、カルテの管理・点検業務のほか、診療情報を活用するための統計業務も担当しています。統計業務では、カルテを読んで診断名などをデータ化する「コーディング」作業をおこなっています。ほかにも、配属先の診療情報管理室内にあるシステムの管理業務にも携わっています。この仕事は、どの部署でどのような業務をしているかなど、病院全体の流れを理解していることが重要です。そのため、学生時代に病院見学などで多職種の現場を実感できたことは、とても役立っています。今は診療情報管理士として働いていますが、将来は診療情報管理士と医療情報技師の両方の資格を取得している強みを活かし、新たな視点から業務に取り組みたいと考えています。医療経営情報学科は、大学病院が隣接しているため、より実務に近い環境で学ぶことができます。さらに、医療現場で働く多職種の学科が同じキャンパスにあるという、他校にはないとても恵まれた環境です。藤田保健衛生大学で楽しい学生生活を送りながら、夢に向かって頑張ってください。

齊藤 夕佳乃さん 就職先 富山大学附属病院 経営企画情報部 教授からのメッセージ

富山大学附属病院
経営企画情報部 部長 病院長補佐
中川 肇 教授

医療の質の向上を一緒にめざしましょう

私は富山大学附属病院で病院情報システム(HIS)の先進機能と診療情報管理のあり方について研究をおこなっています。医療情報学会では、医療情報技師育成部会で教科書編集委員、試験委員などを拝命しております。北陸では診療情報管理研究会のお世話をしています。

電子カルテの普及した環境での診療情報管理のこれからを考えると、わたしは「アナログ」から「デジタル」へのパラダイムシフトであると主張しています。診療情報管理士はコーディングやサマリの監査は得意とするところであり、継続的発展が望まれます。
一方で、管理士は病院情報システムの管理運営への参画の機会には恵まれない現状があることは否めません。また医療情報技師は、情報処理系、医学医療系、システム系の検定試験にパスしているのですが、システムには詳しいものの医療現場の経験が少ない傾向は否めません。

今後、医療情報技師と診療情報管理士は、HISを支える両輪としてますます重要となってきます。すなわち、システムと診療情報管理の両者に詳しい人材が必要不可欠です。理想はその両者の資格を持つ人材です。藤田保健衛生大学を卒業されて、私たちのところの貴重な即戦力となった齊藤さんはまさしくそのお一人です。
現場では、病名の精度管理をおこなう一方で、紙文書の電子署名、タイムスタンプによる電子化管理、他院からの画像が入ったCD、DVDの医用画像保存システムへの取り込みの仕事をそつなくこなされ、医師事務作業補助者の指導もおこなっています。また、運用改善の提案もされています。

ITの進歩が後押しをして、今後、医療はますます高度・複雑化します。医師を支えるスタッフの能力の高さで診療効率が上がると言っても過言ではありません。また、外部への診療活動の開示、施設間の比較も重要となってきます。今後、この道を希望される高校生諸君は第二の齊藤さんをめざしてください。そして医療の質の向上をわれわれと一緒にめざしましょう。明るい未来が開けます。