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TOP  > 臨床工学科  > よくある質問

よくある質問

Q1.臨床工学科では何を学ぶのですか?

まず、医療人としての教養、品格を備えるよう教育をおこないます。そして、臨床工学を医療と工学が、融合した分野としてとらえ、知識、技術が身につけられるようにカリキュラムが配置されています。本学科では、特に臨床現場において患者さんの病態について判断する力と、工学的な技術知識、そして客観的論理思考が重要であると考えています。
臨床工学技士は医療機器を取り扱いますので、他の医療職に比してその工学的な科目を勉強する時間は多くなります。本学科ではこれら基礎工学系科目の専任教員が多くおり、電気・電子、機械、システムなど工学系科目を充分理解できるように講義をおこないます。授業後オフィスアワーという、学生からの質問などに対応できる時間を設けており、勉強を後押しできるように工夫しています。また、物理や数学が苦手または、充分学習してこなかった学生のために再度、基礎から勉強できるよう配慮してあるため、こうした学生も臨床工学技士をめざすことは充分可能です。
さらに、1年生の前期に、高校での未履修および不得手とする学生のために、物理、数学を中心に、化学、生物も含めて、臨床工学科に必要な単元に限定して補講をおこないます。 物理や数学が苦手だった先輩も臨床工学技士として巣立っているので安心して入学してください。

Q2.臨床工学技士は、どんなことをする職業ですか?

臨床工学技士は厚生労働大臣の免許をうけて、医師の指示のもとに生命維持管理装置の操作および保守点検をおこなう医療技術者です。これは1987年に初めて国家資格として認められた最も新しい医療職種の一つです。人の生命を維持する上で欠かすことのできない機能を代行または補助する人工呼吸器、人工心肺装置、血液浄化(人工透析)装置、人工ペースメーカ、高気圧酸素治療装置などの医療機器を操作、保守点検し、人の生命維持や治療に対し重要な役割を担います。近年の医療機器の高度化によって複雑となった機器を、安全かつ効果的に働くように保守点検をおこないます。

Q3.臨床工学技士に向いている人はどのような人ですか?

臨床工学技士は医療機器のスペシャリストですので、機械を触ることが好きな人に特に向いている職業といえます。臨床工学技士は医療機器の操作と保守点検業務が基本となりますが、ただ医療機器と向き合っているだけではありません。例えば血液透析の業務では患者さんと直接接しますし、医師、看護師などの医療スタッフと綿密にコミュニケーションをとりながら業務を行います。従って、スペシャリストとして、医療・工学的知識と同じくらい重要な能力として、コミュニケーション能力が求められます。

Q4.臨床工学技士と他の医療職との違いはなんですか?

臨床工学技士は、医学の深い知識・技術と工学の知識・技術、論理思考力を併せ持ち、医療機器を通して治療に直接関わる専門職種であり、生命維持管理装置などの医療機器の操作のみならず、保守点検や開発にまで携わります。

Q5.卒業後の就職は大丈夫でしょうか?

在籍定員40名に対し、平成27年度(平成28年3月まで)に臨床工学技士として求人のあった件数は363件、求人数も987人です。3月末時点の就職内定率は100%(50名内定/50名)です。
近年は、特に医療の安全が社会的にクローズアップされ、臨床工学技士に寄せられる期待は、責任と同様に大きくなってきていると考えます。高度化・複雑化する医療機器の進歩に伴い平成22年に「臨床工学技士基本業務指針2010」が公表され、臨床工学技士の業務内容が拡大されたことにより、今後の求人数も堅調に推移すると考えます。

また、平成26年度からは、一定条件を満たす病院で専任の臨床工学技士が常時、院内に勤務している場合には診療報酬加算が認められるなど、臨床工学技士のニーズはよりいっそう高まっています。