グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



TOP  > LEADING PROFESSORS  > 尾崎 行男

尾崎 行男

医学の進歩に対応する基礎力を。

動脈硬化の進行が原因で心臓の血管が狭まったり詰まったりして起こる、狭心症や心筋梗塞。そうした血管にカテーテルという器具を通し、ステントと呼ばれる機器で血管の内側から広げ支えることで血流を再開するのが、私が専門とするカテーテル治療です。心筋梗塞は昔よりも死亡率が低くなりましたが、今でも20%前後の人が発症直後に亡くなる事実があります。こうした場合においてカテーテル治療の効果は絶大で、命を救うことができるのです。藤田保健衛生大学病院は、急性心筋梗塞の患者さんが年間200例を超え、愛知県下で最も症例数の多い施設です。また治療の成功率も全国的に見ても優れており、CCU(冠動脈疾患集中治療室)に入院してからの死亡率も3%を切る程になっています。カテーテル治療が日本に入ってきたのは、1980年代半ばのこと。導入されたばかりのころは、急性心筋梗塞の急性期にカテーテルなんて危険だと言われていました。しかし、今ではそれが当たり前です。つまり、数年前は誰も知らなかったことが、数年後には常識となっていることは往々にしてあるのです。
医学の世界では、私の専門に限らず新しい発見があり、新しい知識が波のように次から次へとやってきます。私はそれを「サーフィンのよう」とたとえています。波の中で自分自身の進むべき方向を見つけ出さなくてはなりません。

尾崎 行男 Profile

1992年から約4年間、オランダ・エラスムス大学胸部疾患センターでカテーテル治療の最前線で活躍。帰国後も臨床を続けながら欧米との共同研究や治療症例の紹介などカテーテル治療の発展に貢献する。