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剣持 敬

めざす道が見えたら勇往邁進してほしい。

臓器移植科は2012年に国内でいち早く臓器移植に特化した科として開設されました。主に腎臓、膵臓、肝臓および膵島移植に取り組んでいます。それまでは各診療科が個々に行っていましたが、臓器が違っても感染症や拒絶反応、倫理的問題など多くの共通点があり、合理的観点から一つの科に集約することになりました。さらに肺移植も加えた様々な臓器移植を一括しておこなう「臓器組織移植センター」の開設によって、患者さんへのメリットはもちろん、学生や研修医に向けても、より質の高い教育が進むと考えています。
同センターは細胞移植の設備も導入。iPS細胞を使った最先端の医療である細胞移植の施設は、日本で初めてとなります。このように藤田保健衛生大学病院では最先端医療を拡充させていますが、救急医療の役割も担っています。診療科ごとの垣根が低く、オープンな雰囲気でスムーズにやりとりが進むのも特徴だと思います。臓器移植は完成された領域ではなく、細胞移植についてもまだ未知の部分が多く、大きな可能性を秘めています。つまり患者さんのためにやれることは、まだまだたくさんあるということです。意気盛んに医学を志す若い人たちには、大きな魅力を感じてもらえるのではないでしょうか。私は医師を志したとき、迷わず外科に進みました。そこから移植の道を選んだのはダイナミックな外科治療であることに魅力を感じたから。臓器移植によって患者さんは見違えるように良くなります。その劇的な回復を目のあたりにすると、この道を選んで良かったと常々実感します。皆さんもめざす道が見えたら、勇往邁進してほしいと思います。

剣持 敬 Profile

2004年1月、日本初の生体膵臓移植(膵・腎同時移植)を実施。同年4月には日本で2例目の膵島移植も実施した。以降、脳死・生体膵臓移植も執刀するなど、日本の移植医療に大きく貢献。臓器提供の橋渡し役としても奔走する。