Lien先生 訪問 ('06.11.19〜24)

平成18年11月19日から24日の間,ベトナムからLien先生(Nguyen Thi Kim Lien)が当大学のリハビリテーションが見たいとのことで初来日をされました.

 Lien先生は,ベトナム(ベトナム社会主義共和国)の首都ハノイにあるHanoi University of medicine Center of Rehabilitation ミ Bach Mai hospitalに勤務されています.

 11月19日の早朝,曇り,中部国際空港(セントレア)に到着されました.その後,旅の疲れを少し癒し,名古屋城観光に行きました.

 日本の歴史に非常に興味を持たれているとのことで,小雨の中,沢山の物を見て回りました.

11月20日は,当大学のツアーをして,摂食・嚥下リハビリテーションの実際の場面を見て頂きました.

 また,当講座で実施しています「嚥下カンファレンス」に参加して頂き,いろいろなディスカッションができました.

 11月21日は,早朝からのNCU回診に始まり,当大学でのリサーチの場面を見学して頂きました.

 午後には七栗サナトリウムのFIT programを見学して頂きました.

 この日の夜は日本のベトナム料理を食べて頂きましたが,気に入って頂けたようでした.

11月22日は「Rehabilitation in VIETNAM:ベトナムでのリハビリテーション」と自ら研究されている「Shoulder subluxation in hemiplegia patients:脳卒中片麻痺患者の肩の痛み」に関してのレクチャーをして頂きました.

 ベトナムの医療に関して,また研究に関してディスカッションができ,とても有意義な時間となりました.

11月23日は名古屋の街で朝早くから夜遅くまで楽しくショッピングをされ,翌日ベトナムへ帰られました.

 今回の企画は日本リハビリテーション医学会からのものでしたが,これが個々の大学の交流となれるような第一歩にしたいと思いました.


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2006.12.8 Y.Shimizu