学園月報ふじた第69号原稿 
 

「リハビリ文化の創造」

我が母校である藤田保健衛生大学リハビリテーション専門学校は開校十年目を迎え、今年度も国家試験全員合格という快挙を心より喜んでいる卒業生の一人です。

優良?学生だった私も理学療法士免許を取得して七年目を迎えました。「for the patient」を信条に臨床に携わてみると、EBM(Evidence-Based Medicine)の視点に欠けるリハビリがとても多いことに気付きました。そして、試行錯誤の末、最近、一つの結論にたどり着きました。

今回のテーマである「新しいリハビリテーション」、つまり藤田リハによるリハビリ文化の創造です。自分達で作ればよいのです。リハビリ専門学校一期生として藤田学園内外の同窓生とともに新文化創造に微力ながら貢献したいと考えています。

さらにこの文化が日本のリハビリにとどまらず世界標準になる日を目指して自己の向上に努めたいと思います。

藤田保健衛生大学病院リハビリテーション部
理学療法士副主任 小松真一

(掲載時の原稿を一部修正してあります)

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2001.6. 5 Tsuzuki