平成12年度公開シンポジウムの開催について


医療放射線防護連絡協議会
総務理事  菊地 透

  当協議会では、多くの国民は放射線に漠然とした不安を感じており、 有益な放射線診療を患者が安心して受けられるように、放射線関係学会・団体と協力して活動しております。その活動として、一般市 民の参加を呼び掛けた公開シンポジウムを日本放射線技術学会との主催で毎年開催しております。今回は、多くの後援を頂いて下記のとおり大阪と千葉で2回開催しますので、多くの会員及び一般市民 の参加を期待しております。

テーマ:放射線診療における被ばくと対策  ―国民の不安に答える―
主 催:日本放射線技術学会,医療放射線防護連絡協議会
参加費:無料


問合先:国立循環器病センター 放射線診療部 粟井 一夫 (E-mail : kawai@hsp.ncvc.go.j )
     〒565-8565 大阪府吹田市藤白台5-7-1
     TEL:06-6833-5012(内線2219) FAX:06-6833-9865

第1回(大阪)
日 時:平成12年9月30日(土)13:30〜17:00 (開場13:00)
会 場:大阪市立総合医療センター さくらホール
     (大阪市都島区都島本通2-13-22 TEL:06-6929-1221)
      地下鉄谷町線「都島」駅下車 2番出口西へ約5分
      JR大阪環状線「桜ノ宮」駅下車 北へ約7分
定 員:400名

内 容(予定)
○基調講演
1 放射線の被ばくとは ―被ばくの諸問題―      安齋育郎(立命館大学)
2 地球環境からの放射線被ばく ―自然放射線源―   阿部史朗(元・放射線医学総合研究所)

○パネル討論「医療からの放射線被ばく」
1 医師の立場から    古賀佑彦(藤田保健衛生大学)
2 看護婦の立場から   黒田正子(聖路加国際病院)
3 放射線安全の立場から 菊地 透(自治医科大学)
4 一般公衆の立場から  乳がん体験者の会/虹の会会員

○質問と討論
司会 大野和子(愛知医科大学) 粟井一夫(国立循環器病センター)

第2回(千葉)
日 時:平成12年10月22日(日)9:00〜12:30 ※第28回秋季学術大会時に開催
会 場:千葉市幕張メッセ 国際会議場 コンベンションホール
    (千葉市美浜区中瀬2-1 TEL:043-296-0001)
定 員:800名

内 容(予定)
第1部「医療被ばくと環境被ばく」
1 地球環境からの被ばく    阿部史朗(元・放射線医学総合研究所)
2 航空・宇宙環境からの被ばく 藤高和信(放射線医学総合研究所)
3 医師の立場から       古賀佑彦(藤田保健衛生大学)
4 現場の技師の立場から    加藤英幸(千葉大学医学部附属病院)
5 看護婦の立場から      鈴木とよ子(千葉大学医学部附属病院)
6 一般市民の立場から     土屋秀雄(千葉日報社)

第2部 質問と討論
司会 諸澄邦彦(埼玉県立循環器・呼吸器病センター) 粟井一夫(国立循環器病センター)

※それぞれの会場にて質問用紙を準備しております.疑問のある方は質問の要旨を書いていただき,講演終了後受付に提出ください。 質問と討論時にお答えいたします.


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