医療放射線防護連絡協議会
平成16年度第15回年次大会

高橋信次記念講演とシンポジウム(案)

主 催:医療放射線防護連絡協議会

 日 時
   平成16年12月10日(金)10:00〜17:00

 会 場
   国立がんセンター内国際研究交流会館(国際会議場)
    東京都中央区築地5-1-1 TEL:03-3543-0332
    地下鉄(日比谷線、都営浅草線)「東銀座」下車、徒歩3分

 テーマ
  放射線診療は、医療において必要不可欠な診療であり、多くの医療関係者が放射線診療従事者として、その業務に従事している。
1954年12月に放射線診療従事者の被ばく管理として個人線量測定サ−ビスが、わが国で最初に開始されてから50年である。
  今回のテーマは、この個人線量計導入50年の節目にあたり、「放射線従事者の線量測定と今後の課題」を取り上げます。特に、最近、医療放射線従事者が線量限度の50mSvを超え、放射線障害を発症する事例が発生しており、その防止対策と今後の医療放射線従事者の被ばく管理について、検討し提言を行う。

内容
司会進行 医療放射線防護連絡協議会 総務理事 菊地 透

挨 拶:(医療放射線防護連絡協議会活動状況報告)
     医療放射線防護連絡協議会会長 古賀 佑彦

1.教育講演:「放射線からの被ばくを考える」(仮題)
   講演者 加藤 和明 (高エネルギー加速器研究機構名誉教授)
   座長  多田 順一郎 (高輝度光科学研究センタ−)

2.高橋信次記念講演:「放射線従事者の被ばく測定50年と今後の展望」
   講演者 沼宮内 弼雄 (放射線計測協会相談役)
   座長  黒川 英明 (個人線量測定機関協議会)

3.記念シンポジウム
  テーマ:「放射線診療従事者の被ばく管理への提言」
   座長 中村 仁信 (大阪大学大学院)、福士 政広 (東京都立保健科学大学)

 1) わが国における医療分野における従事者の被ばく管理の状況と課題
    菊地 透 (自治医科大学RIセンタ−)

 2) 個人被ばく測定サ−ビス機関から見た被ばく管理  
    ガラスバッチから   寿藤 紀道  (株式会社千代田テクノル)
    ルクセルバッチから  石山  智  (長瀬ランダウア株式会社)    

 3)医療従事者の被ばく低減に向けて
    IVR従事者の場合   粟井 一夫  (国立循環器病センタ−)
    
4.総合討論(参加者とシンポジストとの討論)
    指定発言:門田 繁夫 (大阪府保健福祉部)、他

5.閉会挨拶

◆参 加 費: 5,000円 (懇親会:6,000円)

◆申込方法: 郵便,FAX.またはE―メールでお申し込みください。

◆ 申 込 先: 医療放射線防護連絡協議会 事務局
      113-8941 東京都文京区本駒込 2-28-45
             (社)日本アイソトープ協会内
             電話:(03)5978-6433 Fax:(03)5978-6434
                              (月、水、金)
             E-mail:jarpm@chive.ocn.ne.jp


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