医療放射線防護連絡協議会
第12回年次大会

「高橋信次記念講演とシンポジウム」

主 催:医療放射線防護連絡協議会

 21世紀の初めに開催します当連絡協議会の年次大会は、国際放射線防護委員会・ICRPに関する「記念講演と教育講演」及び「放射線防護とインフォ−ムドコンセント」について「記念シンポジウム」を行います。
ICRPは、19世紀末からの医療領域における放射線利用に伴う、放射線防護や安全管理などを検討する国際的な放射線防護委員会に端を発しており、今後とも医療領域の放射線防護に深く関わって行きます。また、最近、医療におけるインフォ−ムドコンセントの必要性が提唱されております。
新しい医療技術の導入に伴う「放射線障害や放射線防護とインフォ−ムドコンセト」について、それぞれの立場のシンポジストから活発な発言を頂き、最後に会場の参加者を交え、総合討論を行います。
 つきましては、下記のとおり「高橋信次記念講演」と「教育講演」及び「シンポジウム」を行いますので、奮ってご参加下さい。

 日 時
   平成13年12月14日(金) 午前10時−午後5時

 会 場
   国立がんセンタ−内国際研究交流会館(国際会議場)
    東京都中央区築地5-1-1 TEL:03-3543-0332
     地下鉄(日比谷線、都営浅草線)「東銀座」下車、徒歩3分

内容

総合司会         菊地  透(医療放射線防護連絡協議会総務理事)

10:00-10:10
開会挨拶・年次報告   古賀 佑彦((医療放射線防護連絡協議会会長)

10:10-10:55
◆教育講演
   「ICRP新勧告の論点」
      講演 小佐古 敏荘 (東京大学原子力研究総合センター、
                           ICRP Committee 4委員)
      座長 多田 順一郎 (高輝度光科学研究センター)

11:00-12:00
◆高橋信次記念講演
   「医療現場での放射線防護と安全 *ICRP Committee 3委員の経験を踏まえて* 」
      講演 佐々木康人 (放射線医学総合研究所理事長、ICRP主委員)
      座長 中村 仁信 (大阪大学医学部、前ICRP Committee 3委員)

12:00-13:00 昼食

13:00-13:30
◆ トピックス「テレビ放映の医療放射線の落とし穴について」
   菊地 透(自治医科大学)

13:30-16:40
◆ 記念シンポジウム
 「放射線防護とインフォ−ムドコンセント」
      座長 松原  升 (横浜市立大学医学部)、平松 慶博 (東邦大学医学部)
1.IVRを行う放射線科医師として
     田中 淳司 (埼玉医科大学)
2.IVR皮膚障害を診た皮膚科医師として
     宋 寅傑 (昭和大学医学部)
3.IVRの放射線防護*被ばく管理を中心に 
     江口 陽一 (山形大学医学部付属病院)
4.放射線治療の放射線防護*線量管理を中心に
     内山 幸男 (愛知県立がんセンタ−)
5.放射線治療患者を看護する立場から 
     徳山 憲子 (放射線医学総合研究所病院看護部)
6.マスメデアの立場から
     戸井田 克彦 (報道関係者)

15:00-15:10 休憩

15:10-16:40
◆ 総合討論
  コメンテ−タ:舘野 之男(元放射線医学総合研究所)、海渡 雄一(弁護士)
  参加者を加え、シンポジストとの総合討論を行う。

16:40-16:45
◆ 閉会挨拶
      金子 昌生(医療放射線防護協議会企画・実行委員長)

定 員:150名(先着順)

参加費:4,000円   懇親会:6,000円 (銀座スエヒロ)

申込方法:参加者の氏名、所属、連絡先住所、電話・Fax番号を明記し、郵便またはFaxで下記へ

連絡先:医療放射線防護連絡協議会事務局
      113-8941 東京都文京区本駒込 2-28-45
             (社)日本アイソトープ協会内
             Tel(03)5978-6433 Fax(03)5978-6434
             E-mail:jarpm@chive.ocn.ne.jp


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