「IVR皮膚障害の放射線防護セミナ−」 

主 催:医療放射線防護連絡協議会

 このたび、関連学会の協力を得て、「IVR等に伴う放射線皮膚障害とその防護対策検討会」を設置いたします。なお、本件につきましては、既にIVR患者の皮膚障害が報告され、FDA(米国食品医薬品局、1994)勧告や、日本医学放射線学会の警告(1995)が行われ、当連絡協議会においても積極的に防護対策を進めており、多くの関連学会からも防護対応が行われております。
 しかしながら、最近、皮膚科医師から原因不明の皮膚障害として、PTCA術後等のIVRに伴う患者の放射線皮膚障害例が報告されており、今年の7月に日本テレビの放映やAJRの7月号に掲載されています。
 今回は、ICRP publ.85「Avoidance of Radiation Injuries from Medical Interventional Procedures」(2001年)の概要の特別講演と、最近の話題提供を頂き参加者による総合討論を行います。つきましては、IVR皮膚障害の放射線防護に関心のある方々に集まって頂き、つぎのとおりセミナ−を開催しますので振るって多数ご参加下さい。


1.日  時:平成13年10月27日(土) 13:00〜17:00

2.場  所:千代田御茶の水ビル2階会議室

      (東京都文京区湯島 1-7-12 Tel(03)3816-5246)

  交通案内:JR線、地下鉄丸の内線 御茶の水駅から徒歩5分(東京
          ガーデンパレス裏側:白い絵の見えるビル)

3.内 容:  

 総合司会 医療放射線防護連絡協議会総務理事 菊地 透(自治医科大学)

 特別講演:
ICRP Publ.85「Avoidance of Radiation Injuries from Medical Interventional             Procedures」の概要    中村 仁信(大阪大学医学部、元ICRP委員)

話題提供 
 1) テレビ報道「医療放射線の落とし穴」放映に関連して 菊地 透(自治医科大学)
 2) IVR診療における放射線科医の立場から        田中 淳司(埼玉医科大学)
 3) IVR皮膚障害事例とその皮膚治療            宋 寅傑(昭和大学医学部)
 4) IVR患者の線量測定の試み                西谷 弘(徳島大学医学部)
 5) IVR皮膚障害の防護について               水谷 宏(松山赤十字病院)

休憩

 総合討論「IVR皮膚障害と防護対策検討会の期待とその役割」
   コメンテ−タ−:古賀 佑彦(当協議会会長)、竹田 寛(日本血管造影・IVR学会)
             粟井 一夫(日本放射線技術学会)等

参 加 費:2,000円

申込先:医療放射線防護連絡協議会事務局
     〒113-8941 東京都文京区本駒込2-28-45
       日本アイソトープ協会内
          Tel :(03)5978-6433  Fax:(03)5978-6434
          E-mail:jarpm@chive.ocn.ne.jp


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